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【3歳児】発達相談:自治体の子ども相談へ行きました


 

こんにちは!nattuberryです。

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

我が家には2018年生まれの娘の発達に関するお話です。

 

3歳児健診の際、発達面に不安があることを指摘され、

また保育園や家庭でも思い当たる所がいくつかあったため、

健診の際に自治体が主催する「子ども相談」というものを予約しました。

しかし、予約がいっぱいとのことで、最短で数ヶ月先とのこと。

それでも予約し、その間に別の小児科で診てもらうことにしました。

 

が、その小児科でもパッとしたフィードバックは得られず、

結局数ヶ月間、モヤモヤした状態で子ども相談の日を迎えることになりました。

 

子ども相談を利用して感じたこと

  • 客観的に娘の様子を見てもらえた
  • 改めて娘の気になる言動を洗い出し、現状を理解出来た
  • 1人で悶々としたいた所に新鮮な情報が入り、私自身、刺激になった

 

今回は「子ども相談」でどのようなことをしたのか、

どのようなフィードバックをもらったのかについてまとめました。

 

 

 

 

子ども相談にたどり着くまでの経緯

 

「子ども相談」は元々知っていたわけではなく、

3歳児健診で案内され、初めて知りました。

どのような経緯で子ども相談に繋いでいただいたのか、

当時の娘の様子を交えながら記録したいと思います。

 

経緯①:保育園での指摘

一番最初は預けている保育園の先生からの指摘でした。

3歳になってしばらく、まだ2歳児クラスにいる時に、

先生から個別相談にて「集団行動が苦手」「クラスメイトとのコミュニケーションで苦労している」と指摘がありました。

 

具体的に聞いてみると、

自由遊びから集団で何かしないといけないとなった際に今の遊びを切り上げられず、先生が声をかけても止められない、といったことや、

自分が遊んでいるオモチャを他の子が欲しそうにしたり、声を掛けたりすると、

「イヤだ!キライ!」と大声をあげて威嚇(!)することがあるとのことでした。

 

先生はかなり気を遣って、言葉を選んで、丁寧に話をしてくれましたが、

冷静に聞くとヤバいですよね‥。

 

先生からは「ちゃんと専門機関で相談して欲しい」といった要望ではなく、

「どうしたらいいのか一緒に相談させて欲しい」という話し方をされていましたが、

これはちゃんと専門機関に繋いでもらった方が良いかもしれないと思い、

まもなく3歳児健診があるため、そこで相談してみて、今後どうするのか決めていきたいといった趣旨のことを先生にお伝えしました。

 

当時、家庭でも娘は我が強いと言いますか、思い通りにいかないと癇癪を起すタイプだったので、

それが集団行動になるとその性格が強く出てしまうのかな‥と感じていました。

 

経緯②:3歳児健診での指摘/相談

保育園での経緯もあり、

「3歳児健診では娘の発達面や社会性について困っていることを相談しよう」と密かに思いながら受けました。

事前に送られてきたアンケートに発達面に関する質問がいくつかあり、

当日はそれに基づいて保健師さんが聞き取りを行っていました。

私たちは聞き取りの結果、臨床心理士さんに繋いでいただくこととなり、

そこで子ども相談の案内と発達障害の相談が出来る医療機関のリストを頂きました。

 

3歳児健診では、

やはり生活観察・コミュニケーションをチェックする項目がほぼ全滅で、

臨床心理士さんとの簡単な検査でもクリアする項目がほとんどなく、

その様子を見て、ウチの娘は結構深刻な状態なのかもしれない‥と感じたのを覚えています。

 

詳しくは3歳児健診の記事をご覧ください

 

経緯③:小児科での相談

子ども相談の予約が数ヶ月先になってしまったことを踏まえ、

それより前にどこか医療機関で相談しておこうと考え、クリニックを探しました。

比較的自宅からも通えそうな子供の発達を専門にしている病院に電話をしたのですが、

なんと初診を受け付けられるのは1年先!

うそやろ、なんでそんなに‥?

と絶望して、そのクリニックは諦めることに。

 

結局、一番近所の病院に予約を入れることにしました。

が、そこは発達の相談は受け付けているものの専門ではないとのこと。

それを承知で受診したのですが、案の定有益な情報は全く得られず。

大きな病院を紹介してもらい、それ以降こちらの病院では受診をしていません。

 

その時の様子も記事にしています

 

 

子ども相談までに行ったこと・事前準備

 

紹介された大きな病院も初診は3ヶ月待ちとのこと。

それを待っている間に、元々予約していた子ども相談の日がやってきました。

 

事前に準備したこと

  • 娘の気になる行動を洗い出した
  • 保育園での生活で気になる言動/出来るようになったことを洗い出してもらった
  • 子ども相談での自分自身のゴールを決める

 

前回の小児科での受診の際、私からの問診のみで全てが終わってしまったため、

私から伝える情報はなるべく主観を入れず、事実ベースで伝えないと誤診になるかもしれないという危機感を感じていました。

そのため、

事前に娘が朝起きてから寝るまでの1日の様子を観察し、
その中で気になったことを洗い出し、

具体的にどんな行動を起こして、どうしてそれが気になるのかということをまとめておきました。

また保育園にいる時(集団で過ごしている時)に「どのようなことが苦手なのか」逆に、「どのようなことは得意なのか」を担任の先生にも洗い出してもらいました。

娘の場合は、特に集団生活で課題がありそうな気がしたため、事情を説明して先生に協力していただきました。

 

当日の流れ/様子

 

3歳児健診を受けた会場と同じ場所での実施でした。

会場に到着すると、待合室に通されました。

しばらくすると、保健師さんと臨床心理士さんが挨拶に来られました。

その後、娘は臨床心理士さんと別室へ。

私はその場で保健師さんとアンケートを記入しながらお話をしました。

 

私×保健師さんとのお話

アンケートは、3歳児健診で記入したアンケート項目と非常に似ており、

出生時の様子、首座りはいつからか、一人座りはいつからか、ハイハイはいつからか、発語はいつからか、歩いたのはいつからか、困っていることはなにか etc‥。といった内容でした。

 

やはり発達関連の相談になると、このあたりの項目は毎回聞かれますね。

当時からきちんとメモをとっておいて、一覧にしておくべきだったなぁ‥と思います。

 

アンケートを記入すると、保健師さんが記入した内容を読み上げながら確認と詳細のヒアリング。

といってもメモしている様子は無く、半分雑談、私の困っていることを吐き出すガス抜きの場にしてくれているような印象を受けました。

 

娘×臨床心理士さんとのやりとり

娘が私と別れて別室に行くことに抵抗を覚えるかな‥と心配をしたのですが、

臨床心理士さんの方が物腰の柔らかい優しいタイプの方だったので、本人はグズることなく、大人しく別室に行ってくれました。

時間は大体15分~20分程度でした。

別室では「田中ビネー知能検査V」というものを実施していたそうです。

とはいえ、本来の検査は1時間程度のものだそうで、

15分~20分程で終えられるよう、項目をピックアップして行ったとのことでした。

 

心理士さんからのアドバイス・所感

検査が終わった後私も別室に移動して、臨床心理士さんから結果のフィードバックとアドバイスの時間となりました。

 

検査結果としては、理解力としては月齢程度で問題なさそうという所見とのこと。

「3歳児健診では緊張して上手く出来なかっただけなのかな?この程度であれば3歳児健診は問題ないという判断になるはずだけど‥」と話をされていたのですが、

私と心理士さんが話をしている最中、お絵描きをしていた娘が、

「ピンク(のクレヨン)が無い!!」と大声を出し、癇癪に発展。

心理士さんが何度も「ピンクは無いの、ごめんね。赤ならあるよ」と言っても、耳に入っていないのか、

「ピンク~~!!ピンクが無い~~!!」とひっくり返って大泣き。

 

その様子を見て心理士さんが、

「お母さんがお困りになっていることがちょっと分かった気がします」

とのこと。

 

心理士さんによると、

イヤイヤ期がまだ続いている状態。言われていることは頭では理解出来ているものの、元々のこだわり・ガンコさが強いため、その狭間で折り合いがつかず、

結果「やりたいこと」が出てしまっている状態とのことでした。

誰しも大なり小なりそういったココロの状態はあるものの、娘の場合は他の子どもに比べその傾向が強いと考えられえるというお話でした。

 

だから検査結果では理解力は月齢並みだけど、生活面で困難さが出てくるのか‥。

と納得しました。

 

一連のやりとりの後、

私と保育園の先生で準備した資料をお見せしながら、困っていることや改善したいことをお伝えしました。

 

私たちが一番困っていた「気持ちの切り替え」については、

理詰めで説明するのはNG。まずは2歳児に接するような感覚で本人の気を逸らすように意識して、落ち着いた頃を見計らって別途反省会をすると良いというアドバイスを頂きました。

(まぁそれがなかなか難しいんだけどね‥汗)

 

また癇癪については、

伝えたいことが上手く伝えられずに癇癪に繋がっている可能性があるとのことでした。

丁度娘がお絵描きをしていた時、娘が私に「お姉ちゃん位の大きさハートのを描いて」とお願いをしたのですが、(お姉ちゃん位の大きさって何?)

「お姉ちゃん位の大きさ」といったような自分にしか分からない表現をするため、受け取り側(大人)とギャップが生まれ、そのため自分の思い通りにいかなくなり、癇癪に繋がるのだそう。

そのため、言葉を増やすことも意識した方が良いかもしれないというお話も頂きました。

 

なるほど‥。

単純に語彙力を増やす、切り替えはどうしたら良いのか‥と悩んでいた時に比べ、

「どういった現象がどういった背景で起こっているのか」を説明して下さったため、

やるべきことや今後の見通しが立ちました。

 

 

次に向けて

様子を見たいのでとのことで、半年後に再度子ども相談を受けることになりました。

また、既に病院での初診予約が入っている状況ではありましたが、

「今回の様子を踏まえ、病院での受診を勧めますか?」と聞いたところ、

「すぐに受診を勧める程度の深刻さは無いと考えているが、もし療育を受けたいと考えているのであれば、受診をしても良いと思う(療育を受けるためには医師の診断が必要なため)」

との回答でした。

また、この点に関しては保護者自身の考えや保育園の考えにも関わるので十分相談してご自身の判断で決めるように、受診される際は今回の検査データや所見を病院側と共有することも出来るので、必要があれば連絡下さいという話もありました。

 

このあたりは非常にデリケートで、当事者の意見や価値観が大きく影響する部分なんだろうな‥と話をしながら感じました。

 

 

感想・まとめ

前回の地元の小児科受診では全く手応え無く終わってしまったため、

今回の子ども相談も不安ではあったのですが、

予想以上にしっかり娘の様子を見て下さりとても充実した時間となりました。

 

娘はいつも通り、マイペースな様子で癇癪も起こしてしまいましたが、

逆に普段の様子を心理士さんにお見せすることが出来たので良かったかな‥と。

また、普段の様子を具体的に伝えられたことで、具体的で客観的なアドバイスを頂くことが出来たのではないかと思います。

今回の相談をきっかけに保育園での様子を詳細に分かったのも良かったですし、保育園側との連携作りが出来たようにも感じます。

 

ただやはり今回も、赤ちゃんの時からの様子(首座りや発語、一人歩きなど)を聞く項目があったため、メモを残しておくべきだな‥とも思いました。

 

総合的に、今後の生活・専門病院での初診に活かせそうな情報収集が出来ました。

課題や気にかけるべき所なども見えてきたので、より前向きに娘と向き合えそうです。

 

もし同じようにお子様の発達で気がかりなことがある方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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