娘は生後10ヶ月~2歳手前位まで頻繁に中耳炎になっていました。
よく鼻水を出す子で、鼻風邪タイプの子どもなんだな~と思っていたら、
中耳炎になり、さらに滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)になってしまうことも😅
知らないワードや学びになることも多かったので、
中耳炎や滲出性中耳炎になった、とある日の体験談や経過をまとめました。
中耳炎の発覚~完治するまで(経過)

この出来事は、2019年5月(娘は生後11ヶ月)の時のエピソードです。
初めて娘が中耳炎・滲出性中耳炎になった時の出来事をまとめました。
5月GW明け:発熱&下痢&鼻水
発熱(2日間)、下痢(10日間程度)、鼻水
鼻水は2週間ほどで少し落ち着いたのですが、
それでも毎日の鼻水吸引は欠かせないレベルでした。
5月下旬:中耳炎の診断
発熱、鼻水、中耳炎発生
鼻水がMAXで、1日6回~7回 位鼻水の吸引が必要でした。
鼻水が多すぎて、ばい菌が耳まできており中耳炎になってしまったという診断でした。
6月上旬:中耳炎からの滲出性中耳炎へ移行
中耳炎→滲出性中耳炎。鼻水。発熱。咳が増える。
鼻水の量は少し落ち着いたものの、まだダラダラ続く状態でした。
滲出性中耳炎に移行したタイミングで熱は落ち着きましたが、
鼻水がノドに流れるのか、咳込みが増えてしまいました。
特に寝ている時に咳込みがひどく、そのために夜泣きが続き寝れてない状態に😫
寝不足のため、日中も不機嫌な時が多かったように思います。
6月中旬:完治!
鼻水・咳が落ち着き、滲出性中耳炎が治りました。
夜も寝れるようになり、平常運転に戻っていきました。
完全に治るまで約1ヶ月。
鼻水をダラダラ垂らしながらもニコニコしている娘になんとも言えない気持ちになりつつも、ちょっとかわいそうでした‥。
無事に治って良かったです‥。
子どもの中耳炎とは?滲出性中耳炎とは?

「鼻水が続くと中耳炎になる」というのはママパパの業界では良く聞く話。
中耳炎というのはよく耳にするワードでしたが「滲出性中耳炎」というのは初めて聞きました。
そこで、中耳炎・滲出性中耳炎についての特徴を調べてみました。
中耳炎・滲出性中耳炎の特徴
私が耳鼻科の先生に言われたのは、
・鼻水が多く、鼻水が長引くと中耳炎になっている可能性がある
・中耳炎が治る過程で、そのまま治る子どもと滲出性中耳炎を経て治る子どもがいる
中耳炎・滲出性中耳炎についてネットで調べてみると、このように特徴が分かれているようです。
耳みずが急激に増えて痛みや耳だれが見られるのが急性中耳炎です。耳みずの分泌がそれほど多くなく軽い難聴だけがみられるのが滲出性中耳炎です。
滲出性中耳炎と急性中耳炎は兄弟みたいな病気です。急性中耳炎が治る途中で滲出性中耳炎になったり,滲出性中耳炎がカゼをきっかけに急性中耳炎になることもあります。実際には両者を区別できないこともあります。
まとめると、
中耳炎は風邪などのウイルスによる炎症。
滲出性中耳炎は中耳炎によって溜まった水(浸出液)が耳に溜まってしまっている状態。だそうです。
確かに耳鼻科で中耳炎になった娘の耳を見せてもらいましたが、通常の鼓膜に比べて真っ赤になってました。見るからに炎症…という感じ。
滲出性中耳炎は難聴になる、治すのが数年単位と結構怖いこと書いているサイトも多くあり、調べれば調べるほど不安になってしまいました‥。
不安・疑問をかかりつけの耳鼻科の先生/薬剤師さんに聞いてみた!

当時、大阪から香川に引っ越してきたばかりで、
こういった病気に対して不安なことや分からないことを聞けるような知人友人もいなかったので、
思い切って耳鼻科の先生・薬剤師さんに分からないことを聞いてみました。
Q:寝苦しそうにしてる時、起こして鼻水を吸うべき?
A:自分からわざわざ起こさなくて大丈夫。鼻水で寝れない時は自分から起きて泣いてくるのでその時に鼻水を吸ってあげればOK
Q:滲出性中耳炎の難聴って一度なると治らない?
A:滲出性中耳炎が治れば難聴も無くなる。滲出性中耳炎が起こっている間だけ聞こえが悪くなるので、放っておくのが良くない。
Q:滲出性中耳炎の治療は数年単位と書いてあったけど本当?
A:きちんと耳鼻科に通い治療を行い、鼻水が治まれば治る。(実際、滲出性中耳炎と言われてから1週間程度で治りました)
Q:鼻水の薬が全然効いてない気がするけど赤ちゃんあるあるなの?
A:色んな理由があるけど、よくあるパターンは2つ。1つ目はこの季節の特性(朝晩の寒暖差がある)時は鼻水が出やすくなる赤ちゃんが出てくる。
2つ目は保育園などに通っていると知らず知らずに風邪をもらい鼻水が続く。
薬がすぐ効くというわけではなく、風邪症状をもらいながらずるずる続くというのが多い。
注意)
上記は私のかかりつけの先生の見解なので、もし中耳炎になられた方は主治医の指示に従ってください。
中耳炎になったときの治療は?
中耳炎・滲出性中耳炎共に、
「クリニックでのネブライザー」「粉薬」「家での鼻水吸引」の3本柱での治療でした。
処方された薬リスト
症状のレベルに応じて、色んな薬を入れ替えたりしながら処方されました。
基本的に粉薬の処方で、1つの袋に混ぜて処方されました。
- 抗生物質(ワイドシリン細粒→クラリスロマイシン)
- 整腸剤(ミヤBM細粒)
- 痰の切れを良くし、鼻の通りをよくする薬(カルボシステインDS50%)
- 鼻水を抑える薬(テルギンGドライシロップ)
- アレルギーや炎症を抑える薬(プランルカストDS10%)
- 咳を静める薬(アスベリン散10%)
- 気管支を広げる薬(ツロブテロールテープ)
中耳炎の時の治療内容
通院時のネブライザーに加え、抗生物質はワイドシリン細粒を4日間、その後数日置いて、鼻水の減りが悪いのでクラリスを4日間飲みました。
鼻水を抑える薬というのは特に小児科では推奨されていないらしく(鼻水を止めると治りが悪くなる等)あまり処方してくれませんが、
中耳炎の場合、鼻水が治まらないと治りがどんどん遅くなるらしく、鼻水を抑える薬が処方されました。
滲出性中耳炎の時の治療内容
特効薬はないらしく、鼻水が治まれば自然に治っていくそうです。
とにかく鼻水を抑える薬と鼻の通りをよくする薬等、対処療法の薬で様子を見ました。また薬が4日分ずつの処方だったので、薬が切れる度に通院しネブライザーを受けました。
またこの頃、咳込みもひどく、夜も寝れない状態だったので咳止めの薬とテープ薬も処方されました。
粉薬の飲ませ方(11ヵ月の場合)
11ヶ月にもなると、離乳食も進んでいるし、スプーン飲みも問題ないので楽でした。
スプーンに粉薬を入れ、アクアライトを数的垂らして混ぜて飲ませました。
娘は生後4ヶ月の頃、百日咳にかかってしまったのですが、
その時は離乳食も始まっておらず、粉薬にはとても苦労しました。
その時は水の量を増やして粉薬を溶かして飲ませました。
当時は今よりもっと知識が無く、それに行きつくまでの苦労話が‥😅
中耳炎期間中のホームケア
鼻水吸引(メルシーポット)に助けられた
生後4ヶ月頃、鼻水が増えた時に思い切って買った商品。(その時は百日咳だった)
1万円ちょっとする、育児グッズの中では高価な商品。
かなり迷いましたが、本当に買っておいて良かった!
数ある育児グッズの中で、
メルシーポットは買っておいて良かったナンバーワン
だと思います。
鼻水MAXの時には1日10回以上、15分おきに吸う時もあり、大活躍。
手動や口で吸うタイプのものや、ハンディタイプの電動など、様々なタイプのモノが売られているし、値段も様々なため、かなり迷いましたが、
今思うとメルシーポット一択だったなと思います。
口で吸うタイプのものは自分自身が感染する恐れもあるし、疲れる。
中途半端な電動力だと満足な吸引が出来ずストレスになりそうです。
メルシーポットはパーツに分解して丸洗いできるし、片付けが楽ちん。
さらにパーツごとに販売しているため、交換のメンテナンスも楽です。
我が家では購入から1年~1年半で細かいパーツを買い替えました。
(まとめ買いすると送料無料になるためオススメ)
▼メルシーポット本体
▼パーツ購入は楽天市場の公式サイトがオススメ
※画像商品のパーツ販売ページへ飛びます
とにかく寝かせる
起きてから2時間位経ったらすぐベッドに連れて行ってました(爆)
しばらく遊びたがって動き回り、しまいにはギャン泣きするのですが、めげずにベッドに拘束しているとそのうち寝ます😂
寝ると体力も回復し、免疫力も戻ってくるので寝るのは大事だそうです。
まとめ:その後の娘の様子
中耳炎発覚から1ヶ月程度で治まりましたが、その後また体調崩してます爆
子どもが風邪を引いたら(特に鼻水が出ているとき)は小児科だけでなく、耳鼻科もかかっておくことをオススメします。
中耳炎は放置していると、その分悪化して治りにくくなるそうです。
それにしても、子どもはよく熱出るし鼻水も出るし気が抜けません!
気を張ってるせいか、私も体調崩しやすくなりました‥😥
お陰で日頃の体調管理に気を配るようになりました。
今回は中耳炎について、体験談をまとめました。
初めての大量鼻水で悩まれている方や、中耳炎について心配されている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼我が家で大活躍したメルシーポット
▼子どもの病気記録について、他の体験談もまとめています