- 中耳炎の発覚~完治するまで(経過)
- 子どもの中耳炎とは?滲出性中耳炎とは?
- 不安・疑問をかかりつけの耳鼻科の先生/薬剤師さんに聞いてみた!
- 中耳炎になったときの治療は?
- 中耳炎期間中のホームケア
- まとめ:その後の娘の様子
中耳炎の発覚~完治するまで(経過)
この出来事は、2019年5月(娘は生後11ヶ月)の時のエピソードです。
初めて娘が中耳炎・滲出性中耳炎になった時の出来事をまとめました。
5月GW明け:発熱&下痢&鼻水
発熱(2日間)、下痢(10日間程度)、鼻水
5月下旬:中耳炎の診断
発熱、鼻水、中耳炎発生
6月上旬:中耳炎からの滲出性中耳炎へ移行
中耳炎→滲出性中耳炎。鼻水。発熱。咳が増える。
6月中旬:完治!
夜も寝れるようになり、平常運転に戻っていきました。
子どもの中耳炎とは?滲出性中耳炎とは?
中耳炎というのはよく耳にするワードでしたが「滲出性中耳炎」というのは初めて聞きました。
そこで、中耳炎・滲出性中耳炎についての特徴を調べてみました。
中耳炎・滲出性中耳炎の特徴
私が耳鼻科の先生に言われたのはこの2つ。
・鼻水が多く、鼻水が長引くと中耳炎になっている可能性がある
・中耳炎が治る過程で、そのまま治る子どもと滲出性中耳炎を経て治る子どもがいる
さらに中耳炎・滲出性中耳炎についてネットで調べてみると、このように特徴が分かれているようです。
耳みずが急激に増えて痛みや耳だれが見られるのが急性中耳炎です。耳みずの分泌がそれほど多くなく軽い難聴だけがみられるのが滲出性中耳炎です。
滲出性中耳炎と急性中耳炎は兄弟みたいな病気です。急性中耳炎が治る途中で滲出性中耳炎になったり,滲出性中耳炎がカゼをきっかけに急性中耳炎になることもあります。実際には両者を区別できないこともあります。
つまり、中耳炎は風邪などのウイルスによる炎症。
滲出性中耳炎は中耳炎によって溜まった水(浸出液)が耳に溜まってしまっている状態
ということのようです。
確かに耳鼻科で中耳炎になった娘の耳を見せてもらいましたが、通常の鼓膜に比べて真っ赤になってました。見るからに炎症…という感じ。
滲出性中耳炎は難聴になる、治すのが数年単位と結構怖いこと書いているサイトも多くあり、調べれば調べるほど不安になってしまいました‥。
不安・疑問をかかりつけの耳鼻科の先生/薬剤師さんに聞いてみた!
思い切って耳鼻科の先生・薬剤師さんに分からないことを聞いてみました。
Q:寝苦しそうにしてる時、起こして鼻水を吸うべき?
A:自分からわざわざ起こさなくて大丈夫。鼻水で寝れない時は自分から起きて泣いてくるのでその時に鼻水を吸ってあげればOK
Q:滲出性中耳炎の難聴って一度なると治らない?
A:滲出性中耳炎が治れば難聴も無くなる。滲出性中耳炎が起こっている間だけ聞こえが悪くなるので、放っておくのが良くない。
Q:滲出性中耳炎の治療は数年単位と書いてあったけど本当?
A:きちんと耳鼻科に通い治療を行い、鼻水が治まれば治る。(実際、滲出性中耳炎と言われてから1週間程度で治りました)
Q:鼻水の薬が全然効いてない気がするけど赤ちゃんあるあるなの?
A:色んな理由があるけど、よくあるパターンは2つ。1つ目はこの季節の特性(朝晩の寒暖差がある)時は鼻水が出やすくなる赤ちゃんが出てくる。
2つ目は保育園などに通っていると知らず知らずに風邪をもらい鼻水が続く。
上記は私のかかりつけの先生の見解なので、もし中耳炎になられた方は主治医の指示に従ってください。
中耳炎だからといって、あまり身構えずに様子を見れば良いんだなということを感じました。
中耳炎になったときの治療は?
「クリニックでのネブライザー」「粉薬」「家での鼻水吸引」の3本柱で治療しました。
処方された薬リスト
症状のレベルに応じて、色んな薬を入れ替えたりしながら処方されました。
基本的に粉薬の処方で、1つの袋に混ぜて処方されました。
- 抗生物質(ワイドシリン細粒→クラリスロマイシン)
- 整腸剤(ミヤBM細粒)
- 痰の切れを良くし、鼻の通りをよくする薬(カルボシステインDS50%)
- 鼻水を抑える薬(テルギンGドライシロップ)
- アレルギーや炎症を抑える薬(プランルカストDS10%)
- 咳を静める薬(アスベリン散10%)
- 気管支を広げる薬(ツロブテロールテープ)
中耳炎の時の治療内容
通院時のネブライザーに加え、抗生物質はワイドシリン細粒を4日間、その後数日置いて、鼻水の減りが悪いのでクラリスを4日間飲みました。
中耳炎の場合、鼻水が治まらないと治りがどんどん遅くなるらしく、鼻水を抑える薬が処方されました。
滲出性中耳炎の時の治療内容
特効薬はないらしく、鼻水が治まれば自然に治っていくそうです。
とにかく鼻水を抑える薬と鼻の通りをよくする薬等、対処療法の薬で様子を見ました。また薬が4日分ずつの処方だったので、薬が切れる度に通院してネブライザーを受けました。
またこの頃、咳込みもひどく、夜も寝れない状態だったので咳止めの薬とテープ薬も処方されました。
粉薬の飲ませ方(生後11ヵ月の娘の場合)
娘が百日咳に罹った時の記録
中耳炎期間中のホームケア
鼻水吸引(メルシーポット)に助けられた
かなり迷いましたが、本当に買っておいて良かった!
メルシーポット本体
パーツ購入は楽天市場の公式サイトがオススメ ※パーツ販売ページへ飛びます
とにかく寝かせる
まとめ:その後の娘の様子
中耳炎自体は2歳前後でなくなってきたのですが、3歳を過ぎた現在もなんだかんだ月1回ペースで耳鼻科に通っています。
今回は中耳炎について、体験談をまとめました。
初めての大量鼻水で悩まれている方や、中耳炎について心配されている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。