育休中の大仕事「保活」
特に首都圏の方々は大変だったのではないでしょうか?
そんな保活を終えると仕事復帰目前!
その前に保育園での「慣らし保育」があります。
この時間をどう過ごすかが、仕事復帰を円滑にスタートするコツ!?
私が実際に経験して思ったことをまとめたいと思います。
慣らし保育とは?
実際に働いているワーママさんはみなさん経験された道かと思いますが、子どもが円滑に保育園生活を送れるように、少しづつ保育時間を延ばしてMAXの時間を預けられるようにする助走期間のことです。
慣らし保育の期間は自治体や復帰日によってバラバラだそうですが、2週間位が多いんでしょうか。ウチの自治体は多分長い方で、1ヶ月間ありました。
慣らし保育のスケジュール
これも復帰日や慣らし保育として確保されているスケジュールによりますが、だいたい四段階位で預け時間を延ばしていくイメージです。ウチの自治体は1週間ごとに下記のように段階を踏んで預け時間を延ばしていました。
- 第一段階・・・~10:30(朝のおやつまで)
- 第二段階・・・~12:00(昼食まで)
- 第三段階・・・~15:30(午後のおやつまで)
- 第四段階・・・~順次MAXへ
慣らし保育中のママの過ごし方
自由!JIYUU!!GU!!!(謎)

第一段階では比較的すぐ帰ってきてしまいますが、段階を進んでいくと自由な時間も増えるので、溜まっていた家事やらリフレッシュやら出来る時間を確保できると思います。
ただし、お子さんの急な体調不良による呼び出しの可能性があるため、いつでも連絡が取れる&迎えに行ける状態にしておく必要はあります。
それでもワンオペになりがちなママには朗報ではないでしょうか。
慣らし保育中にやっておくべきこと(優先度高)
ここで本題。そんな貴重で最後の晩餐的な要素の強い慣らし保育。どのように過ごせば充実した慣らし保育ウィークを送れるのでしょうか。経験者の目線からランキング形式でご紹介します。
1位:病児保育探し
病児保育はワンオペママなら絶対手配しておいて欲しい!!(特に慣らし保育中に!)
慣らし保育を経て痛感しましたが、本当に、思った以上に子どもは熱を出します。そして長引きます。1日2日では回復してくれません。
夫が休み取りやすい・実家に頼れるというなら病児保育が無くても十分乗り切れると思いますが、ワンオペが確定している家庭はママひとりの有給だけではとてもじゃないけどカバーしきれません。多分3ヶ月以内に有給吹き飛ぶと思います爆
そもそも、長引く風邪に対していつまでも仕事を休んでると、いくら理解がある職場でも風当たりが強くなってくると思います・・・。
ウチは実家は遠方だし、夫も休み取れない(というか休んだら他の日にしわ寄せ来るのが嫌なので休みたくないオーラだす)ので子どもが病気したら自分ひとりで乗り切る必要があるため病児保育は真っ先に探しました。
通えそうなところは全てチェックしておくことをオススメします。
また自治体によっては事前に利用登録が必要らしいので、そのあたりも各自治体のHPや病児保育のHPを確認すると良いと思います。
2位:朝/夜のルーティンの確立
これも大事!!
復職後は朝も夜も結構バタバタすると思うので、慣らし保育中に段取りのシミュレーションをして、実際にその生活に慣らしておくと良いと思います。
洗い物とか掃除等、「慣らし保育中だから保育園送って帰ってきてからやろ♪」となりがちだと思うのですが、あえて、あえて(大事だから2回言う)「これから仕事に行く」想定でスケジュールを組んで過ごしていくと慣らし保育が終わる頃にはリズムが体に馴染んでいると思います。
家事だけでも床掃除や洗濯、朝ごはんの洗い物はどうするのか、育児であれば食事補助や着替え、保育園グッズの準備や連絡帳の記入、お風呂はいつ入れるのかや寝かしつけは何時までにやっておこう等、やることが山ほどあります。
一つ一つ考えて行動すると作業効率が落ちるので、これやったら次コレ。というようにルーティンで身体で覚えさせると楽になると思いました。
3位:保育園・仕事用の物品手配
慣らし保育が始まる前に、保育園側から物品リストが渡されるので、ある程度の準備をして慣らし保育をスタートさせるかと思います。
しかし、いざ始まってみると「このペースで着替えされてたら洋服足りない!」「水遊び用のタオルが別途必要⁉」「お食事エプロンもっといるわ!」等、色々足りないものが出てきます。
動けるうちにざっと買っておくと良いと思います。
また仕事用の服は産休前の服に一度袖を通しておいた方が良いです。体型変わってるかもしれないので。
あと保育園は紙おむつに名前を書くことが多いと思うので、まとめて書いておくのも良いかもしれません。
特別枠:家事育児の分担について夫と相談する
夫との会話が成立するのであれば今までの順位よりも、何よりも一番最初にやっておくことをオススメします!
本来、家事育児は夫婦で協力して乗り切るものです。ワンオペ育児はやらないに越したことはありません!
特に話しておいた方が良いポイントは、
「送り迎えの担当をどうするか」「子どもが病気になった時に休めるかどうか」を中心に有給休暇の日数や取れやすさ、看護休暇等の制度があるかどうかを話し合うと良いと思います。
また普段の家事育児をどう担当するのか(朝の着替えは誰?食事補助は?等)というのも話し合っておくと良いと思います。
ウチは「在宅勤務で時短なんだから当然私(妻)がやるもの」と当たり前のように決めつけられたので全く話し合いが出来ませんでした。(料理と買い出しは結婚当初から夫が担当しているので本人としては役目十分だと思っているみたい。まぁそれでも助かってるからいんだけどさ)
慣らし保育中にやっておくべきこと(その他)
その他、慣らし保育中にやっておくといいな~と思ったことをリストにしてみました。
サポート探し
- ファミリーサポートの手続き
- ベビーシッターの目星
- 家事代行サービスの目星
- 宅配サービスの目星(ミールキット等)
子どもの病気であれば病児保育でいいけれど、自分が体調不良になると何もかもが崩れます!
そのため、サポート系のサービスは一通り目星をつけておくと良いと思います。特に夜は忙しいので夕食の準備をしてくれるサービス系はオススメ。
ファミリーサポートは病気の子どもや突発的な対応が難しいケースが多いのですが、「毎週水曜日は夜のミーティングがある」等、決まった予定があるため保育園の迎えが難しいといったケースで活躍してくれると思います。
生活リズム作り
- 生活費シミュレーション(資産計画立て直し)
- 掃除/片付け
- 仕事に向けた準備
特にお金の計算はしておいた方が良いと思います。保育料や雑費、保育園用物品(服や消耗品)が増え、さらに自分の仕事生活費(交通費やら昼食代等)で育休中とは違ったお金の出て行き方をするので、予算を組みなおしておくことをオススメします。
掃除は心機一転、気持ちよいスタートが出来るようにやれそうならやりたいですね。
さらに言えば、もし産休前の仕事ノート等があればパラパラと眺めておくだけでも仕事の勘が戻ってくるかもしれません。私は産休前に復帰ノートという、「どうやって数字をあげていたか」「月間タスクやスケジュール」をまとめたものをせっせと作ったのですが、引越しのどさくさで捨てたようです爆
リフレッシュ
- 美容室
- リラクゼーション(マッサージ等)
- 整骨院
- 友達とランチ
ホントはこれが一番大事!!ママ頑張りました!!慣らし保育中くらい休んでください!!
貴重なひとり時間なので、やりたいことやってください!一人カラオケとか映画とかもいいなぁ。
最後に
何度も言いますが、慣らし保育は本当に貴重な時間です。
この時間をどう過ごしておくか、前もって考えておくとホント良いと思います。
次回は私が慣らし保育中にどのような計画を立て、どのように過ごしたのか、実際の経験談をまとめたいと思います。