こんにちは!nattuberryです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
高知・徳島遠征の2日目です。天気も気温も素晴らしい1日でした。
前日は娘のイヤイヤがさく裂し、
昨日高知県のお寺をコンプリートするつもりだったのに1ヶ所残して断念。
今日こそ最後の1ヶ所を回り、高知県をコンプリート!
さらに徳島のお寺をどこまで回れるのか、時間との勝負になった1日でした。
- 爽やかな朝と爽快な目覚めで2日目スタート
- 室戸岬からの絶景!24番札所「最御崎寺(ほつみさきじ)」
- 平坦だけど分かりづらかった💦19番札所「立江寺(たつえじ)」
- 住宅街!出会いがしら要注意!18番札所「恩山寺(おんざんじ)」
- ランチが見つからない!!
- 空腹も修行!17番札所「井戸寺(いどじ)」
- 空腹の限界を超えそう‥16番札所「観音寺(かんおんじ)」
- 2日目のまとめ
爽やかな朝と爽快な目覚めで2日目スタート
2日目の朝です。
クイーンサイズのベッドだからか、
娘と一緒に寝たけど良い熟睡感。
ウチのベッドもクイーンサイズに変えたいなぁ‥。
6時半に起きて、7時半に出発。
昨日の遅れを取り戻したいところです。
今回はファミリーロッジ旅籠屋に宿泊しているのですが、
宿でパンやジュースの無料サービスがあり、朝食はそれで済ませました。
ラウンジにパンやドリンクが置いてあり、各自取り分けてお部屋に持ち帰って食べるというスタイルです。
他の旅行客との接触も最低限でいい感じです。
▼ファミリーロッジ旅籠屋の宿泊レビューは1日目の記事まとめています
室戸岬からの絶景!24番札所「最御崎寺(ほつみさきじ)」
室戸スカイラインというクネクネの山道を通ります。
足摺岬のお寺に行く際も足摺スカイラインという車酔い必至のクネクネ道があったのを思い出しました。
その時は私が運転していたのですが、スカイラインに突入していたことも気付かずにツライ思いをしたなぁ・・・(その時のお遍路日記はコチラ)
そんなことを思い出している間に、無事に到着。
まだ8時前後だというのに、結構参拝客がいます。
またもや石段!!
朝からこの石段ハードだわぁ・・・
と思いましましたが、本堂へは隣の坂道からも行けるとのこと。
あー助かった。
とはいえ、なかなかの急勾配な坂でした。
少し歩くと仁王門が見えてきました。
ここのお寺は草木から放つパワーのような、不思議なものを感じます。
お寺の鐘はNHKのゆく年くる年に放送こともあるようです
大師堂の隣には鐘石という不思議な岩がありました。
石で叩くと確かにカーンと高い鐘のような音がしました。
本堂も立派です。
前日訪れた金剛頂寺もそうですが、このあたりは南国の珍しい草木が自生しているエリアだそうです。
ヤッコソウというものが見所のようです。
お花の季節ではないため、よく分からない
お寺から少し坂を下ると、室戸岬の灯台があり、太平洋を一望出来ました。
とっても美しい。
恋人の聖地にも指定されているようです。
朝の太平洋は清々しい
さて、最御崎寺が終わったことで、
高知県のお寺はコンプリート!!
高知県のお寺は山道細道、事故ありと大変なお遍路みちでしたが、
ようやく終わったかと思うとホッとします。
帰り道では、
娘が小石を拾ったりきのみを拾ったりでなかなか進まず、やっぱり時間ロス。
ここから次の徳島のお寺まで3時間強。
参拝漏れしているお寺を回ります。
平坦だけど分かりづらかった💦19番札所「立江寺(たつえじ)」
以前の徳島遠征で通った道を逆回りに進む形で、
右側に太平洋を望みながら、ずーーーっと下道を走ります。
このあたりは台風が室戸岬に近づいているときにテレビ中継がよく入ってます
途中運転を交代して3時間程。ようやくお寺付近へ。
平坦な場所のため、大きな難所はなかったのですが、お寺の入口に入るところだけめちゃくちゃ狭かったです😅
駐車場がとにかく分かりづらく、お寺が運営してそうな駐車場を見つけられず。
結局、一般家庭の駐車場に止めました。
(お寺の目の前にあるお宅で、個人的に駐車料金を取っている様子)
立江寺自体は、立江駅からも500メートル圏内。電車からの参拝も可能そう。
石段などは無く、コンパクトなお寺。
ここは安産祈願のお寺のようです。
娘はキレイなイモムシを見つけて釘付けに😅
一生懸命朽ちた葉っぱを「どーじょ」とあげてましたが、イモムシは無視😂😂
気になるのか一歩も動かず、最終的に無理やり引き剥がして抱っこして連れて帰ろうとしたら大暴れして泣かれました・・・。
こういうことも含めて“修行”だと思うようにしています😅
住宅街!出会いがしら要注意!18番札所「恩山寺(おんざんじ)」
娘のギャン泣きで夫婦のメンタルが削られましたが、それでも進まなければなりません。
夫が運転をしていたのですが、先のギャン泣きのストレスなのか、若干イライラ・・・。
それに輪をかけて、恩山寺までの道が、狭い住宅地を抜けるような細道。
すれ違いが難しいのにお遍路の車が多く、かなり神経をすり減らすような道でした。
山道の細道もキツイですが、こういう道もキツそうです💦
なんとか事故は無くお寺に到着しましたが、既に13時半。
めちゃくちゃお腹がすきました。
お腹がすいて力が出ない。
お腹がすきすぎて、足と腕がガクガクしてきた・・・。
それなのに駐車場からは急な坂道。
分かりにくいですが、結構急で足が疲れます
ようやく坂を上りきって境内に着いたと思ったら、本堂へは石段。
娘は小石拾いに一生懸命だったため、本堂への参拝は夫と交代です。
もう石段も手すり使わないと登れない程、力が出ない
恩山寺は元々、女人禁制のお寺だったそうですが、
空海のお母さんが香川からここのお寺を訪れた際に、空海が女人禁制を解禁するお祈りをして、お母さんをこのお寺に招いたそうです。
その際にお母さんが髪を切ってこのお寺に納めたという逸話が残されています。
その髪の毛を納めてあるのがコチラのお堂。
御詠歌と一緒に奉納されています。
納経所では納経してくれたおば様からお手製のコマの接待を受けました。
チラシと折り紙で上手に作られていて素敵。
娘は「あめじゃーじゃー」と喜んでおり、どうやら傘だと思っている様子(笑)
数時間後に娘が2つとも破壊しました🤣
帰りは歩いてくれず、抱っこ攻撃・・・。
足をガクガク震わせながら娘を抱っこして坂を下りました。
もうダメだ。お腹が空いて力が出ない。
早くご飯食べたい。
ランチが見つからない!!
次の寺まで20km。
そこそこ移動距離があるので、途中で何かあるだろうと車を走らせるも、全然ない!
ごはん屋さんはぜーーーんぶ反対車線!
困った困ったと言いながらもどんどん次の寺が近づく。
そして着いてしまった‥😂
時刻は15時。
もうツライ。お腹空いた。おなか空き過ぎる。
さすがに辛すぎるので、少し引き返して道なりにあったパン屋さんへ。
ウチの近所にもある美味しいパン屋さん。
とはいえもうこんな時間なので、ガッツリ食べると夜に響くとのことで、購入したのは小さいパン。
米粉パン。美味しいけど1分で食べ終わっちゃう爆
泣ける。
腹1分目位でお寺へ向かうことに・・・。
空腹も修行!17番札所「井戸寺(いどじ)」
パンを食べましたが、5分後にはもうお腹空いた。
空腹のイライラ、疲れによるイライラでもう限界。娘もグズグズ。
地獄の参拝です。
お寺自体は平坦で小さく、参拝は楽でした。
またここでもお寺の職員さん?おば様から木で彫ったウサギとネズミの人形を頂きました。
が、グズグズの娘は投げつけてギャン泣き・・・。
申し訳なかったです…。(今はニンジンの食べさせるマネをして楽しんでます)
このお寺で空海が一夜で井戸を掘り、清水が湧きだしたという逸話があり、
井戸寺という名前になったのですが、その井戸がありました。
時刻は16時過ぎ。
一般的に納経終了の17時まであと1時間。
フツーに考えればここで打ち止めですが、次のお寺まで2㎞と近いという理由で、
全員疲れてるのに次のお寺へ向かうことに。
お腹も空いてるし、、、
もう苦行ですわ。
納経所の近くには娘の大好きな鯉
空腹の限界を超えそう‥16番札所「観音寺(かんおんじ)」
次のお寺まで確かに車で5分弱。近い。
そしてめちゃくちゃコンパクト。今までで1番小さいかもしれない。
段差もないし、かなりイージーなお寺でした。
お腹は空いてますが、空腹をさらに刺激するようなこともなく、サクッと参拝できました。
子どもの夜泣きを止めてくれるお地蔵様がいました
16時半過ぎと、納経のタイムリミット17時まであとわずかではありましたが、
参拝客はそこそこ多かったです。
今日は5ヶ所で終わり。
めちゃくちゃお腹が空いた・・・。
疲れた‥。
ちなみに夜ご飯は高松まで戻り、IC降りてすぐのやよい軒で食べました。
(ご飯2回もおかわりしました🤪)
2日目のまとめ
4連休ということもあり、全体的に普段より参拝客が多かったような気がします。
室戸岬〜徳島市内までの100キロを超える大移動で、
娘はイヤイヤだしグズグズで、お昼はろくに何も食べてないのに、
トータル5ヶ所回れました。
今までのお遍路遠征で1番回れました。
今回は名物を食べることなく、ただひたすら参拝した、修行の遠征で疲れました。
ですが、高知県はコンプリート。
徳島県は残り4ヶ所!
ゴールが見えてきたような感じがします。
本格的な冬が来る前に終えられるといいなぁ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼今回の高知・徳島遠征1日目のお遍路日記
▼徳島のお遍路日記もよろしければご覧ください☆
▼お遍路で愛用しているガイドブック(車のお遍路さん向け)