先月娘の突発性発疹の為に延期になっていたお遍路遠征、ようやく決行できました!
しかし今回は私が後鼻漏に悩まされてます爆
そういえば前に有馬温泉行ったときマイコプラズマ肺炎だったな‥
いつも体調不良(泣)
まずは鶴林寺(20番札所)を目指して出発
今回は徳島ICまでの高速の道のりを私が担当。
喉の奥に鼻水がべっとり付いてるような不快感を持ちながら高速へ。
さすがに回数を重ねててきただけあり慣れてきた。特に危なっかしくなることなく徳島ICを降りて運転交代。
道の駅の直売所が充実
鶴林寺へ向かう途中に道の駅を発見し、トイレ休憩がてら寄り道。
徳島は農産物が豊富。葉物野菜やみかん、ゆず、レモン等の柑橘類が沢山売られていました。さらにご当地サイダーも売っていたりとテンションが上がる。
宿で食べる用のみかんとおやつを購入しました。
道の駅から鶴林寺までがとにかく難所!
道の駅から鶴林寺まではすぐ近く。
なんだけど、「遍路ころがし」と呼ばれる難所の1つで手こずりました💦
分かります??めっちゃ狭かったんですよ!
一方通行でもおかしくないレベルの極狭なみかん畑を進むと急カーブ連続の山道でした。
免許取得1年目、ペーペードライバーの私が運転してたら多分4回位崖から落ちてると思います爆
見通しめちゃ悪くて対向車来ると心臓止まりそうになりました。
鶴林寺到着
急カーブ連続の山道を15分程進み、無事到着。
これぞ山寺という秘境っぷりを感じます。
お寺の名前に入っている通り、鶴の銅像があるのですが
残念ながら本堂は修復工事中。
さらに歩くと三重の塔がありイチョウの木が色づいていてキレイでした。
ちなみに本堂に上がる場所や三重塔、納経所全て階段ばかりなのでベビーカーは無理でした。
鶴林寺の後は道なりに進める太龍寺へ
鶴林寺を出る時点で12時前後で、お昼をどこで食べようか迷いましたが情報を一切仕入れておらず、「まぁどうにかなるやろ」精神でそのまま太龍寺へ向かうことに。
お昼はかきまぜ丼セット
鶴林寺へ向かう道よりは整備された道路で太龍寺へ向かうことが出来ました。
また太龍寺自体はロープウェイに乗って行くのですが、ロープウェイ乗り場が宿坊と道の駅を兼ねたような施設になっていてそこに食堂があったのでお昼を取ることに(助かった…)
到着がラストオーダーギリギリだったので、名物のかきまぜ丼が残り2食。ギリギリ食べることが出来ました。
かきまぜ丼は柚子の風味のあるちらし寿司という感じで美味しかったです。
娘もセットのうどんとかきまぜ丼を少し食べて満足そうでした。
大パノラマのロープウェイ
腹ごしらえも済まし、いざロープウェイへ。
ロープウェイ10分。結構長い。
2つ山を越えた先にお寺がありました。
ロープウェイに乗っている間も山の岩肌に銅像があったり、さっきまで参拝していた鶴林寺がちらっと見えたり、見ごたえがあり楽しいロープウェイ滞在でした。
雰囲気満点の太龍寺
ロープウェイを降りるとどデカい「太龍寺」の文字。迫力がすごい。
鶴林寺とはまた違った壮大な雰囲気を感じたお寺でした。
ちなみに境内はスロープが多く、ロープウェイも大きいのでベビーカーもそのまま乗り込めると思います。
帰りのロープウェイの待ち時間で“きのこ茶”というものを飲ませてもらいました。
しいたけとまつたけの風味が強く、温まりました。
1日目はここで打ち止め
宿までにさらに2ヶ所、札所を通るのですが、時間的に参拝は厳しいと断念。
翌日、来た道を戻りながら参拝することにし、そのまま宿を目指し1泊しました。
2日目のお遍路スタートは薬王寺
午前中は観光でガッツリ時間を使ったので到着は既にお昼になってしまいました。
薬王寺までは私が運転したんですけど、道中とにかくカーブが多い!
右カーブ左カーブからの下り坂来てからの急カーブって感じのがずーーーっと続きました。
そんなんなんで速度落としながらゆっくり走ってたらどんどん後ろがつまってプチ渋滞爆
すんませんすんませんと思いながら慌てて走る羽目に(泣)
時々現れるゆずり車線を見つけてはすぐ入り35km/hまで落として(遅っ)
なるべく多くの車に先に行ってもらいながらなんとか到着しました^^;
薬王寺は厄除けのお寺
本堂までは階段オンパレード。
それぞれの階段に女厄坂、男厄坂、還暦厄坂とあり、厄の数の階段になってました。
還暦厄坂を登ると町が一望出来る展望スポットになってました。
そしてここも紅葉が残っている所がありました。
今回最後のお寺。平等寺へ
薬王寺を出発した時点で13時回ってましたが食欲がそこまで無かったのでそのまま出発。
平等寺までは難所もなく、問題なく到着しました。
隣の空き地?にコスモスが一面に咲いていてキレイでした。
“ひっそり佇む寺”という感じで私はこういう雰囲気結構好きです。
ここも厄除け祈願の所のようですね。
「寝ている大師さま」が見える⁉
本堂から見えるこの山の景色が「寝ている大師様に見える」と話題になっているようです。
確かにそういわれれば見えるような・・・?
今回の宿泊先
ふれあいの宿 遊遊NASA
太龍寺(23番札所)からもだいぶ離れた海陽町というところにあるコチラの宿に宿泊しました。
ウェルカムベビーの宿じゃないので、宿のスペックや設備にこだわりたい方にはオススメ出来ません。
夕食はそこそこ。朝食GOOD☆
廊下は船を意識しているのか、なんかフェリーに乗ってる気分になります。
お部屋からは海が一望。力強さを感じる海岸線です。
ちなみに娘はオムツ取れてないから毎回部屋の風呂に入れてるのですが、ここは珍しく湯船と洗い場が別だったのでやりやすかったです。
お風呂は内湯だけですが泉質が良くボディクリーム要らずですべすべなりました。
一泊夕食朝食付で1人1万円弱だったのですが、この値段だったらまぁまぁ満足です。
1人7,000〜8,000円だったらコスパ抜群ってイメージ。
ちなみにフロントには前総理の菅直人さんのサインが。
政治家もサインってあるんだねー🙊
菅さんお遍路やってた時あったからその時に来たのかしら。
観光スポット
海陽町海洋自然博物館マリンジャム
2日目はチェックアウト後、さらに海岸線を走り高知県の県境まで。
ギリ徳島県に留まっているコチラの博物館へ。
海陽町海洋自然博物館(マリンジャム - Home)
水族館や遊覧船、マリンスポーツが楽しめる施設。
水族館も行きたかったのですが、お遍路のスケジュール的に断念。
今回はブルーマリンという遊覧船に乗ることにしました。
一見普通の船なのですが、階段を降りると海の中が見れるような作りに。
朝10時の便に乗りましたがなんと貸切状態!
冬寒いからなぁ〜夏のほうが人気なのかな?爆
ここはサンゴが沢山生息していて、サンゴと共生する海の生き物を間近に見られる所でした。
ガイドさんの説明も分かりやすいし貸切状態だったので沢山質問も出来て大満足。
冬場は特に海の透明度が高いらしく、めちゃくちゃきれいでした。
青スズメダイの群れが沢山いました。
夏場はウミガメが泳いでいるところも見れるらしいです。
まとめ
計画当初は観光も色々出来ると思っていましたが、案外時間ありませんでした(笑)
思ったよりお寺からお寺までの道は遠いし、境内も広いので、参拝するのにも時間がかかりました。
今後の遠征計画を立てるのに良い判断材料になったなと感じました。
徳島は23番札所まで。次の24番札所はなんと75km先の高知県室戸岬!
遠すぎ!!
歩き遍路だったら気が狂っちゃうわ💦
☞徳島県内のお遍路記事です
☞毎回参考にしている、車遍路のガイドブック