こんにちは!nattuberryです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
2022年4月、新型コロナウイルスに感染してしまいました。
私はしっかり症状が出て、苦しい思いをしました。
今回は私の感染体験談として、
症状が出る前・症状が出てからの体調の変化や療養中の過ごし方、保健所とのやりとりについてまとめました。
感染状況の概要
2022年4月、私が新型コロナウイルス感染症に感染した時の状況はこのような感じでした。
私の感染状況
- 発症〜回復(療養解除)まで12日間
- 症状は「発熱」「鼻水・痰」「喉の痛み」「咳・声がれ」「悪寒」「倦怠感」「筋肉痛・関節痛」「息切れ」
- 入院/ホテルには行かず、自宅療養
- 家族(娘・夫)は抗原検査キットにて陰性(初日/最終日に検査)
- ワクチンは2回接種(3回目の接種案内が届いた直後に発症)
普段在宅勤務で働いているため、濃厚接触者は家族だけ。
保育園の送迎以外、基本的に家にこもりっぱなしなのに、なぜ私だけが感染したのか‥。
この時期は感染ルートの特定をしていないそうで、謎のまま終わりました。
発症〜回復までの当時の出来事
当時記録していた日記を見ながら、
発症当時~療養解除までの出来事をまとめました。
1日目:微熱と風邪症状
朝起きると喉が痛い。咳も少し出る。
あぁいつもの風邪か‥(私はなんだかんだ月1回のペースで喉を痛めるため耳鼻科にお世話になっている)
でもなんか体がだるいし気分も悪い。
熱を測ってみると37.1℃。微熱。
いつもより重めの風邪かしら‥。
(この週から園でコロナ陽性者が出て1週間休園になっていた)
ちょうど午後には夫が戻ってくるし、仕事はそこそにして娘とゆっくり過ごすことに。
お昼に熱を測ると36.8℃。
平熱に戻ったものの、やはり体はだるい。
う~ん、何だろう‥と思っていた頃に夫が帰宅し、娘を任せて3時間程寝ることにしました。
夕方起きた後も、やっぱり体調はすぐれず、
熱を測ってみると37.7℃!
熱上がってるやん!
さらに頭痛・悪寒・のどの痛み・声がれまで出てきた。
こりゃいつもの風邪と違う。ひょっとするとひょっとしてアカンやつかもと思いながら、もう一度寝ることにしました。
2日目:高熱。これはおかしいと受診→陽性判明
悪寒が酷く、ブルブル震えて全然寝付けない。
寝たいのに寝れないのがツライ。じゃあいっそ眠気を吹っ飛ばせばいいやん!
と寝不足故の謎理論を展開し、ブルーライト満載のスマホで漫画を読み出す始末。
それから数時間。
漫画にも飽きてきたので、とりあえず熱を測ってみたところ、38.6℃!
久しぶりにこんな高熱出たな‥と妙に冷静になりながら、冷蔵庫にある冷えピタを取りに行くと、子供用しかない😂😂
しまった、大人なんてめったに熱出ないから買ってなかった!
仕方がないので子供用の冷えピタをつけて再度横になる。
冷えピタが気持ちよかったようで、少し寝付けて朝を迎える。
夫に声を掛けられ目が覚めてすぐに検温。
だめだ、冷えピタ効果なく、38.7℃。
昨日に続き、全身の倦怠感と筋肉痛関節痛に、痰がからむ咳、喉の痛み、声がれ、寒気。ちなみにコロナ感染でよく聞く味覚障害は無し。
うなされている私の横でコロナ検査が可能な発熱外来に電話をかけまくってくれました。
が、リストにあったのは行ったことのない病院ばかりで、初診の人間は受付出来ないという門前払いの嵐。
ようやく受け付けてくれたところは最短で夕方。
うーん、これはダメだとなり、
夫も私も正気を失ったのか、予約もせず大病院へ飛び込みにいくという暴挙に出ることに😅
もちろんしっかり断られ(笑)
でも今すぐにでも倒れそうな私を見て不憫に思ったのか、近隣で初診でも受け付けてくれる病院をいくつかピックアップしてくれました。
すぐにそれらの病院へ電話して、午後イチで診察・検査をしてくれることになり、一度帰宅することにしました。
この日は案外食欲はあり、お昼はウィダーとおにぎりでした。
ご飯を食べて熱を測ると39.1℃!
もうその画面みただけで気を失いそうになるほどメンタルは崩壊😅
夫に肩を借りながら車に乗り込み、予約していた病院へ。
病院では院内には入らず、駐車場でしばらく待機した後、保険証を提出し、プレハブ小屋に案内されました。
小屋の中では完全防備の先生と、まるで刑務所の面会のようなシチュエーションで診察。
業務用?医療用?の換気設備がぐわんぐわん回っている中、検温(39.0℃)と指から酸素濃度(98%)を測定。
その後PCR検査のため、インフルエンザでもやる、鼻の穴を綿棒でグリグリされました。
あれ、慣れないね😂
検査はLAMP法で行うという説明も丁寧にしてくれました。
この時期はインフルエンザの流行は既に終わっているので検査はしない方針とのことでした。(冬の時期はやっていたっぽい)
検査結果は2時間〜3時間後とのことで、今日中には結果が分かりそう。
検査結果の一報は病院から、もし陽性であればその後の対応は保健所に引き継がれるとのことでした。
また今回の診察に関する費用は追って連絡するとのことで、その場では精算しませんでした。
また症状に対して、解熱剤と喉の痛みの薬、咳止めの薬を処方されました。
時間予約していたので、滞在・診察時間は30分もかかっていないのにヘロヘロになりながら帰宅。
疲れてそのまましばらく眠りました。
夕方、事前に聞いていた通り、病院から電話があり、検査の結果が陽性であると伝えられました。
また追って保健所から連絡があるので自宅待機するようにと言われ、電話を終えました。
やはりコロナだったか‥と予想通りの展開でしたが、どんよりとした気分で再度眠りました。
結局、この日は保健所からの連絡はありませんでした。
3日目:SMSの散弾銃に困惑
昨日もらった解熱剤がよく効いて楽になったのか、ぐっすり眠れた。
朝検温すると36.8℃まで下がった。
解熱剤の効果スゴイ。
一方、悪寒、関節痛筋肉痛は改善されず、痰が絡む咳と喉の痛みは悪化。
特に咳は酷く、「ゴンゴンゴンッ、ヒューッゼーッゼーッ‥」といったラリーが1回の咳につき5回位ラリーが続き、息苦しい。まるで過呼吸と百日咳が一緒に起こった感じ。
この咳で酸欠になったのか、目の前もグルングルンまわるめまい症状も出てきて、歩くのが辛い状況でした。
でも食欲は普通にありました(笑)
朝食を終え、気付けば9時過ぎ。
横になって待つこと1時間(気が短い)
全然電話が鳴らない。
あれ?おかしいな?まだか?
暇なのでTwitterで調べると、保健所からの連絡がめちゃくちゃ遅いらしいということが判明。
当日はおろか、翌日に電話が来るのも稀らしい。
マジか、そんなに保健所の業務逼迫してるのか。それじゃあ今日は連絡ないなぁ、まぁしんどいけど熱は下がったしまぁ寝てればいいかと思い直し、また寝ることに。
しばらく横になっていると、急にスマホのSMSのアラームが入る。
普段SMSなんてめったに来ないので、ビックリして開いてみると、知らない携帯番号から。
ただメッセージを見ると、自治体の保健所から厚生労働省の感染者管理システム「HER-SYS(ハーシス)」の登録案内とのことだった。
ほー、なるほどね。
確かに感染者多いし、保健所もいちいち電話なんてしてられないし、システム管理になったのかと納得し、案内に沿って登録を済ませる。
ハーシスは毎日9:00と14:00にログインし、健康状態を入力する必要があるらしい(プルダウン形式がメイン)
内容は体温、症状(息苦しくないかなど)、前日と比べて気になることなど。
また酸素濃度を入力する項目もあったが、よく分からなかったのでそこは入力しなかった。
一通り入力したらなんか疲れてきた。
少し横になろうとしたらまたもやSMSのアラーム。
今度は厚生労働省からのSMS。「よくある質問集」と「COCOAアプリ登録依頼」の案内だった。
質問集をちらっと読み、COCOAアプリの方については「既にCOCOAアプリをインストールしている人は今回の感染について入力して下さい」という案内でした。
あー‥私COCOAアプリ入れてなかったわ‥ということでスルー。
色んなSMSが来るんだなぁ‥と思っていたら、またSMS!
今度はなに??と思って開くとまたもや保健所から健康状態入力依頼のSMS。
なんじゃこりゃ⁉さっきやったよ⁇
何かおかしいな‥と思い、楽天Linkの方のSMSをチェック。
(楽天モバイルユーザーは標準搭載のSMSと楽天LinkのSMSと2種類ある)
なんてこったい!これ一番最初にチェックしないとイケナイやつ!!
こちらはハーシスの健康状態入力よりもハードなタイプのアンケートで、
氏名電話番号などの個人情報、同居している人の情報、緊急連絡先、職業・職務内容、身長体重や基礎疾患の有無、移動手段、ワクチン接種の状況、1週間以内の行動歴。
結構色々入力しました。
ふぅ、これで一安心と思っていたのも束の間。
今度はまたCOCOA登録依頼のSMSが届く。
ん???これインストールしてない人はインストールしないとダメだからアラート来てる感じ??
厚生労働省のページを見てみると、陽性になったからといって今インストールしたとしても、COCOA上の陽性登録は出来ないらしい。
ただ、今後のことを考えて登録してね。ということらしい。
だったら何回も案内しないでよ‥。とちょっぴりウンザリ。
まぁ一斉送信だから仕方ないんだろうけど‥。
それにしても、知らない番号の所から続々とSMSが来るこの状況、
知らん番号からの連絡を一切拒否しているような設定にしてたらどうなってるんだろうね‥。
お昼を食べて、しばらくゆっくり過ごしていると、
本日3回目のCOCOAアプリ登録依頼のSMS!
ちょ、、、しつこくない??
どうやら登録有無に関わらず、登録依頼のSMSが数回送られる様子。
リマインドの圧がすごい。
結局この時はリマインドSMSが4回届いて、それ以降は届かなくなりました。
なんかSMSばっかりだなぁ‥と思っていたら、今度は保健所からのハーシス入力依頼のSMS。
気付けばもう14:00。
せっせと体温を測って入力。
これ毎日9:00と14:00にSMSが届いて入力依頼が来る感じだよね‥。
保健所から個別連絡は無く、これが毎日続いてどっかのタイミングで自動的に療養解除になる感じなんかな‥。
今後の段取りや見通しが全く立たない状態で、1日が終わろうとした頃、
17:30過ぎに、遂に保健所から電話が来ました!
保健所の職員さん残業かな‥。なんか申し訳ないな‥。時差出勤とかにしてるんだろうか‥。と余計な心配をしながら電話に出る。
午前中に入力した、聞き取り調査用のアンケートの内容を確認しながら追加の聞き取り。
ヒアリング時間は30分とのことでしたが、私から色々質問したこともあり、45分も話してしまった。
こんなんみんな同じような感じだったら確かに保健所パンクするわ‥。職員さん、申し訳ありません‥。
絶対大変でしんどいだろうに、私の質問に丁寧に答えて下さり、分からないことは分からない、後で調べて連絡すると誠実な対応で有難かったです。
(療養解除基準は、基本的に症状が出てから10日間らしい)
また、濃厚接触者は夫と娘のみ。
夫と娘のPCR検査はどうすればいいのか?と聞くと、
今は濃厚接触者のPCR検査は行っておらず、症状が出たら各自で病院へ行きPCR検査を受けるようにとのことだった。
濃厚接触者だからといって陽性かどうかを無理に判定しているような状況ではないらしい。
今日は家で横になってばかりの1日だったはずなのに、何だか疲れた‥。
平熱に戻っていてよかった‥と思った1日でした。
4日目:暇だけど頭を使うとツライ
昨夜は鼻づまりが酷く、寝付けず眠りも浅く、寝不足気味。
この日も平熱で、筋肉痛や寒気などの全身症状はほぼ無くなってきた。
ただ、鼻水・鼻づまり、咳はまだ続いており、ツライ。
めまい・ふらつきもまだ残っていた。
この日から手の指がむくみ、指輪がキツイ。一旦外すことにした。
9:00、14:00に保健所からのハーシス入力依頼のSMSだけが来るようになりました。
濃厚接触者の娘は、ずっと家にいる状態に飽きてきたのか、不機嫌モードが頻発。
同じく濃厚接触者の夫は在宅勤務に切り替えて仕事をしていたため、
それも良くなかったんだろうな‥。
本来隔離していなければならないのですが、娘は頻繁に隔離部屋へ乱入。
マスク&ニトリル手袋をしつつ、ちょいちょい相手をして過ごすことになりました。
やっぱりファミリーでの自宅療養は無理があるよね‥。
とはいえ私がホテル療養とかになっても、多分慣れてない夫はキャパ越えするだろうし、しょうがないんだろうな‥と感じました。
一方、私の上司からは「一応療養中でも仕事は出来るけど、無理しなくていいからね」というメッセージがあり(本音は元々在宅勤務してるんだから熱下がったんなら仕事しろよと思ってるかもですが)
有難く(?)その言葉を真に受けて、療養中はよっぽどの事情が無い限りは休ませてもらうことにしました。
建前だとしても、気遣ってくれるメッセージくれると救われますよね。
夫が普通に仕事してる状態で私も仕事するとか無理だわ。
(昨日のヒアリングの時に依頼した)
家に到着した際に電話があり、手渡しは難しいためポスト投函とのこと。
この時はまぁ無料で貸してくれるんだったら借りたいなぁと思っていた程度でお願いをしたのですが、後々とても役に立ちました‥。
10分もしないうちに頭痛が‥。
やはりまだ頭を使うことをすると負担が大きい様子。
この日もほとんど横になって過ごしました。
次回、発症から5日目以降の感染日記
思った以上に文章が長くなってしまったため、
5日目以降の日記はvol.2として次回へ持ち越しさせて下さい‥。
ちなみに、4日目までは私自身の体調不良で辛く、5日目以降は家庭内のバランスが崩れて辛かったという印象です。
もしよろしければ次回もご覧いただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。